遺言

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こう見えて(・・見えてないけど)ワタクシ、趣味は読書です。


最近、PCのやり過ぎかはたまた老眼になったのか、ずいぶん目が
疲れてしまいやすいので、以前のように爆読できなくなってしまいましたが。


近頃読んで心に残ったのが



山本ふみ子さんの『食卓のこころ』という本の中の“遺言”というお話でした。








山本さんのご近所さんに小町さんと言われる方がおられたそうです。

3年前に亡くなられたのですが、70歳近い方だったのに道ですれ違えば
見惚れてしまうような素敵な方だったとか。


その小町さんが亡くなる日の朝に旦那さんに言われたそうです。


「私は幸せでした。

 とくにあなたと一緒になってからはほんとに楽しかった。

 ありがとうございました。

 私は今日の夕方までには逝きますよ。

 サブロウさん(旦那さん)、朝ごはんはしっかり食べて下さい。

 それが遺言。」


残された旦那さんは「お母ちゃんがどこかで見ているような気がしてね。」

と毎日ひとり朝ごはんを作っては食べ、泣きながら明日の朝ごはんを思い

一番辛い2年間を乗り越えたそうです。



粋な小町さん。

最期に人間の本性が出るといいますが・・・

本当にカッコイイ女性だったんでしょうね。
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by sumoco | 2008-08-28 17:25 | ほん